【訃報のお知らせ】伯母が亡くなったとなぜか私の姉に一報
ある日、伯母の訃報が届きました。
私と姉は現在関東にすんでいるが、実家、親戚も含めて北海道にあります。
当然、伯母になにかあれば姉妹である母のもとに連絡がまず届くと思っていたのですが私の姉のもとに連絡が来ました。
それは伯母の家庭内にちょっとした問題があってのことでした。
大人になってからの親戚との交流の大切さや、家族内の情報共有の大切さ、家庭を持った後の母と伯母の関係性など考えさせられるところがありました。
突然の訃報に驚いた私と姉。母になんて伝えるべきか
姉のもとに伯母の訃報が届きました。
連絡してきたのは従姉妹からでした。
二人はもともと定期的に連絡を取り合っていたようだったのですが、今回の件というか、そもそも伯母が健康を害しているということ自体こちらには一切伝えられていませんでした。
姉も驚いていました。
なにより驚いたのは、私達の母にもこれまで内緒にしていたということです。
聞いたところによると伯母が生前に病気のことで心配をかけたくないから私たちの母に連絡しないように言っていたらしいです。
突然の帰郷、昨今の労働環境でやすみはとれるのかそして母の怒り
こうなれば当然、帰郷せねばなるまいと急いで職場に連絡を取り帰郷する旨申請をしてこれ自体は姉の夫が休めなかった以外は何とかなりました。
本当なら姉の夫も当然きてくれるものだと思うが、彼のせいではない彼の会社がいけないのです。
それよりも困ったことは母のことです。
私の姉からひとまず電話で連絡を取り、そこから母が従姉妹に連絡を取り、とやっていく中で、母のいら立ちが募っていきます。
母は水臭いことをするのが大嫌いです。
なぜコッソリでも連絡をくれなかったのかと従姉妹に不満を募らせていたのです。
我が身を振り返るそして憔悴しきったおじさんを助ける
姉とともに実家に行くと、さっそく母と話し合いになりました。
母は私達には不満を隠さず話してくれました。
「なぜ黙っていたのだろう姉妹なのにおかしいじゃないか。」
私たちは「伯母さんもきっとすぐに元気になって、また会えると思っていたに違いないよ」とか母を元気づけていましたが母の気持ちはおさまらず、ついに通夜の会場へ到着しました。
すると大柄の伯父が二回りほども小さく見えるくらいに憔悴しきっていて「母さんこれは不満を言ってる場合ではないよ。」
「あなたがうまく取り仕切るしかないんじゃないか」と私は母に伝えました。
従姉妹も疲れ切っている様子でしたし、伯父はもともと持病があり休み休みでないと動けない身です。
母は伯母の葬儀の手伝いを伯母との最後の別れとして心を込めてやっておりました。
親戚の連絡先って誰が何人知っているのか。病気であることを伝えるべき相手
端的に言えば、従姉妹は母にコッソリ伝えておくべきだったかなと思います。
近くにいる頼れる年長者なわけだし、何かあれば母が来るのは既定路線です。
そして親類縁者の連絡先を複数の人間が、わかるようにしておかなければいけないと思いました。
伯母の家では、伯母だけが母の連絡先を知っていたのです。
従姉妹と私の姉は勝手につながっていただけです。
なので伯母が連絡できなくなると母とは自動的に音信不通になってしまいます。
気を付けなければならないのは、わたしもそういうことは煩わしいとかんじてしまうタイプだということです。
大人になってからの親戚との付き合いには大事なことがある
ある程度年を取ってから親戚がどうした、こうしたという話は大抵病気になっただの死んだだのです。
そうしたときにあわてず仲良く送り出してあげたいものです。
疎遠になることもある親戚、血を分けた人々とのつながりをもう少し大事にしていきたいです。
離れて暮らしていても家族の兄弟なのですし、連絡先が分からなくなるようなことだけはないように気を付けていたいと思わされる騒動でした。
あなたも親戚や家族に勇気をもって連絡してみて。
【我慢しない生き方】辛いと思うことを我慢しすぎてはいけない
自分が辛いと思ったことは、自分の中に溜め込まずに誰かに話して発散させることの大切さを学びました。
自分が我慢すれば周りの人にも迷惑はかからない、自分が耐えれば何事もなく組織は回ると考えてしまうことで自分自身を追い詰めていってしまいます。
しかしそんな状況も誰か気にかけてくれています。
元気が無くなっていく姿を見て心配してくれてる人もいるということを自覚し、辛い時は辛いと我慢せずに主張していくことの大切さを学びました。
ハラスメントの嵐、メンタルはボロボロになってしまう。
以前に務めていた組織は、男性社会で割と職人気質の強い雰囲気を漂わすところでした。
できて当たり前、出来ないことがあれば叩きのめしてできるようになるまでこき下ろすといった事が普通といった感じでした。
そこで4年ほど仕事をしましたが、男性の同僚と同じことをしていても私だけが叱られたり、デスクワークや雑用を振られたり、セクハラパワハラモラハラの毎日でした。
しかしそれがその組織では当たり前であり、耐えられないのであれば辞めればいいという意見しか出てこない組織でした。
様々なことに耐え続けましたが、ストレスが蓄積して精神的にもボロボロになって自殺を考えるようにもなりました。
死んだら楽だなぁと思う日々でした。
相談しても無意味、迷惑がかかるだけ。相手に弱みを見せたくないという気持ち。
仕事が思うように進まず行き詰まった時に、こんなことを誰かに相談したら「もっと頑張ればいいだけ」「そんなことで悩まれても…」等の返答が帰ってくると思い込んでしまっていました。
相談しても結局解決に繋がる回答は出てこないだろうと決めつけてしまっていました。
結局相談をしようと思える仲間をその時まで作ることが出来ていなかったのです。
また自分が悩みを持っていることを知られたくない、弱みを見せたくないという気持ちが非常に強くあったため誰にも相談をしようという気すら起きませんでした。
自分を評価してくれている人は必ずいると気づいた
精神的にボロボロで、今日首をつってしまおうと決心したその日、女性の先輩から「カウンセリングの予約を取ったから今から受けてこい」と言われました。
いきなりだったので本当に驚きました。
聞くと、以前から様子がおかしいと気づいていたとの事でした。
その先輩も私と同じように精神がボロボロになったことがあり同じように人からカウンセリングを進めてもらっていたとのことでした。
カウンセリングの先生と話をして、自然と涙が出てしまいました。
言いたいと思っていなかったことが自然と口から出て来て、カウンセリング終了時には少しスッキリした気分になっていました。
その後は誰かに何かを話すということに抵抗がなくなり、先輩や同僚とのコミュニケーションがとても取りやすくなっていきました。
とにかく相談をする相手をつくる。嫌なことは嫌と言う勇気。
なんでも相談出来る相手がいることが、辛いことを溜め込まないことにつながると学びました。
どんなことでも誰かに「こんなことがあってさー」と言えると少しだけ気持ちがスッキリします。
普段の生活でその行為を繰り返す事でストレスは少しずつ発散出来ていけるのだなぁと、言うことを学びました。
「あの上司はああいったが私はそうは思わない。」など以前は絶対に言いませんでしたが今では信用できる相手を持つことが出来、言いたいことが言えるようになりました。
【我慢しない生き方】辛いと思うことを我慢しすぎてはいけない
相談できる相手を作ることに1番必要となるのがコミュニケーション力なのだな、と学びました。
話をする、これだけのことですが、弱みを見せたくない、話しても解決なんてどうせしないと決め込んで話をしないことは非常に危険なことでした。
自分から主張して行くことで相手はそこまで悪い反応を返してくるものでは無く、共感してくれたり、評価してくれたりします。
また意見の食い違いが起きてもそこから学ぶことも多くあるのでとにかく話すことは大切なんだなと言うことかわ分かりました。
あなたも勇気を出してとにかく話してみて。
多忙でも1日30分贅沢だと感じられる時間を持つと病まない
世間は3連休でしたが、台風19号が日本列島に直撃することが随分と前から報道されていました。
そこに加え、我が家では次々と課題が押し寄せました。
それでも、家族が協力しあい自分自身も一つ一つ丁寧にこなし、家族へ依頼した件はきちんと確認し、翌日に持ち越したこともあったにも関わらず精神的にイライラせずに冷静な判断をし一日を終えることができたのは、短時間でもいいから自分を認め癒してあげようという気持ちを大切に実行したからだと学びました。
ご近所さんからのクレームから始まり、押し寄せる雑用
我が家住む地域では数件で一カ所のゴミネットに入れ収集されるのですが、それが家の前に置かれてあり、古くなり機能しなくなりカラスがたかるようになっていました。
気にはなっていたのですが、我が家で用意したものではないので誰かが何とかしてくれるだろうという感覚でいました。
それがついに向かいのご主人からクレームが入りました。
「家の前にゴミが散乱している。少しでも早く新しい物と取り換えたほうがいいよ」と。
その件に加え、台風19号に対する備え、子供の修学旅行が間際のため必要な物を子供の時間に合わせ買い出し・・・。
それが運悪く、庭の植木の剪定に業者の方が入ってくれる日と重なり、ここ3~4日忙しくてプレッシャーにつぶされそうになっていました。
ゴミネットは自分の独断で換えるのはリスクがある件
自分の所有物ならば、注意を受けた時点ですぐにでも新しい物を購入しカラスに荒らされゴミを散らかされることが二度と起こらないようにすぐ対応できたかと思うのですが、元々違う人が市から取り寄せてくれたものです。
なので相談してからじゃないと今度は同じゴミ置き場を共有する家の人達の反感をかうと思いました。
しかし平日はあと1日しかない、次のゴミ収集日までに用意できない・・・。
ほかにやらなければならないことも次々出てきて、どうすればいいのかとても困りました。
押し寄せた仕事をひとつずつ解決
向かいのご主人に「早く新しい物と変えたほうがいい、ホームセンターで買ってくればいい。
自治会に言ったらお金は出してくれるから」と言われた私は、その場は丁寧にお詫びの言葉を伝え早急に相談することを伝えました。
今現在使っているゴミネットを用意してくれた人に電話をし、古くなりカラス被害が出ているようなので新しくした方がいいのではと提案し、どうすればいいのか尋ねました。
すると担当の家の方に申し出れば市で用意してもらえるかもしれないと教えてもらいました。それでも無理な場合は、自治会の会計のお宅へと。
その旨を帰宅した夫に伝えると、夫が修繕できないか見てからもし無理ならばその時に自分の口から言ってみるとのことだったので、夫に託しました。
それと並行して台風対策もネットなどで調べ、必要な物を調べ買い出しへ行きました。
停電した時でも食べられるもの、避難時に必要なもの、断水したときの食料・・・。植木屋さんの休憩時に食べていただくお菓子や果物など全て紙に書いて早めに買い出しに行きました。
当日は最後の休憩時間にお茶出しまで終えて、子供のアルバイトが終わり帰ってくる時間を見計らい、修学旅行に必要な買い出しへ行きました。
夫の買い物と雑用も引き受ける代わりに、夫には家にいてもらいました。
そして子供と買い物を終え、夕食までまだ時間があったので子供と二人で老舗の喫茶店へ入りました。
メニューを見ると珈琲1杯550円、ケーキが500円・・・と、少しお高めの喫茶店でした。
しかしここ数日の突然の予想もしないことが重なったことに対し冷静に考え自分の時間もほぼとれずに一家の主婦として冷静に一つ一つこなし分担した自分に癒しを与えてもバチは当たらない、アルバイトを頑張ってきた娘と時には美味しいケーキを食べてもバチは当たらないはず・・・と思いました。
そして潔くそれぞれケーキとドリンクを注文し、美味しくいただきました。
ほんの30分ほどの時間ではありましたが、とてもリフレッシュできました。
そして帰宅後は植木屋さんも仕事を終えて、夫が対応し帰っていました。
ゴミネットの件も、次のゴミの日までに新しいものに変えるのは無理そうだけど夫が約束通り担当の方へ依頼してくれたので「もう大丈夫だろう、いざとなればそのことをお向かいのご主人に伝えればいい」という気持ちで解決しました。
相談、分担、完璧を目指さなくても何とかなる
向かいのお宅のご主人からクレームと提案が入った時は、その通りにすべきなのか正直迷いました。
しかしそこはまず自分と同じ立場の仲間(同じゴミ収集場のお宅)に相談するとこや何よりも夫に相談し判断を委ねることで自分一人で抱えなくていい問題だったということに気が付きました。
自然災害が重なり不安だったことも、下調べと早めの備えで難なくクリア。
子供との用事も、夫に留守を任せることで解決しました。
そして何よりも、お茶をして帰るという発想から心に余裕が生まれ、決して無駄にはならない。
心に余裕が生まれるため、先々を考えたらプラスになることもありうると学びました。
多忙でも1日30分贅沢だと感じられる時間を持つと病まない
普段ならぐちゃぐちゃになりモヤモヤイライラしていることが多かったのですが、自分のやれるところまでやり、あとは家族を信じ役割分担をすること。
そして最後は、「やれることから逃げずに最後までやり切ろうとした自分」を褒めてやる気持ちで癒しの時間を持つこと。解決のためには、「まぁ、大丈夫だろう」という気持ちになれることが大きなポイント大切だと学びました。
あなたも騙されたと思って試してみて。